1954-12-18 第21回国会 参議院 外務委員会 第3号
併しあの第二次大戦の経験は、資本主義の国と社会主義の国との間に平和的共存どころか、平和的協力さえできるということを証明したその記憶が残つていて、今新たに平和的共存の理論が非常に力強く持上り、インドで周恩来総理、それからネール総理が会つたので、インドは資本主義でやつて行こうとしておる国であるし、中国は将来の社会主義建設を目指して今人民の国に立つて行こうとしておる国で、違つた制度を支持しておるけれども、
併しあの第二次大戦の経験は、資本主義の国と社会主義の国との間に平和的共存どころか、平和的協力さえできるということを証明したその記憶が残つていて、今新たに平和的共存の理論が非常に力強く持上り、インドで周恩来総理、それからネール総理が会つたので、インドは資本主義でやつて行こうとしておる国であるし、中国は将来の社会主義建設を目指して今人民の国に立つて行こうとしておる国で、違つた制度を支持しておるけれども、
われわれといたしましては、先ほども申し上げますように、戦時中にあつた制度、つまり当時の社会通念においてそれでよろしいということになつておつた制度につきましては、それで済ましたということになります。確かに学徒の場合におきましても、徴用の場合におきましても、国家においてこれを補償するという道は講じてございません。
こういう災害があつたら、こういう工合になるのだということにほぼきまつておらなければならんのでありまして、勿論そういうきまつたものでは実情に適しないから特別立法というものが行われたわけですが、特別立法というものが一旦出て来ると、まあこの災害復旧の補助金のことなんかは別にしまして、営農資金であるとか、それから飯米の問題であるとかというものは、去年も今年も違つた制度というのでなしに、同じような制度を続けて
貨物船日高丸の沈没は、当月午後十一時半で、洞爺丸の沈没から一時間くらい遅れておりますが、陸上で連絡通信がよくとられていたら、早くから洞爺丸の舷側へ貨物船を横づけして、転覆を防止できたはずだと思いますが、陸上勤務者は何もしていないようでありますが、これは一体どうしたことか、この大事故は、個々の船の船長よりも、船のことも海のことも台風のことも少しも知らない法文科系統の専務役人が、船長へ命令をする間違つた制度
そこで駐留軍労務者と公務員との斜度そのものの幅は議論しないで、公務員制度というものは最低保障という変つた制度を入れたために、カーブの書き方が下べ来てこうなるようなカーブになる。駐留軍もそれを採用しなければいかんじやないかということで、駐留軍労務者に対しても公務員の最低保障という案を入れて案を提示しているわけであります。
非常に筋の通つた制度にいたしますならば、完全自治体警察、それから完全な国家警察、それを二本同一地域において持つという制度が最も筋の通つた制度に相成りまするが、併しこの制度の運用は非常に困難であり、又経費も非常にかかる、従つてさような国家警察と自治体警察というものを全面的にダブつた制度にしないで、これを一つの警察において具現をするような制度を作ろうというところに、御指摘のような一方の理論からみればすつきりしないという
そういうふうな委員会を一気にこれは行政委員会であるというふうな、他の行政委員会と同様に考えられるところに誤りを生じて来る場合があるんじやないか、こう思うのでありまして、どこまでも警察の中立というようなことを狙つた制度とみれば、むしろ本当から言つたならば独立機関でなければならない、こうも私は考えておるのであります。
それからその次の米穀供給のため中央備荒儲蓄金運用の件というのがございますが、これは明治二十三年の法律でございまして、これは明治十五年から常平局というのがございまして、そこで米の備蓄或いは足りないときの放出というようなことをやりまして、米の需給の調節と申しますか、価格の安定というようなことを狙つた制度があつたのでございますが、これが明治二十二年に廃止になりまして、その後二十三年に制度がなくなりましたのでありますが
かような関係上、只今の御審議をお願いしております船員保険と厚生年金保険につきましては、特に障害年金及び遺族年金の面におきましては、全然違つた制度のような、内容の違う案の御審議を頂くの止むを得ざる事態に至つた次第でございます。
と改めてあるところからして、この補填されない場合ということも当然補填ということには考えられるわけでありますからして、補填されない場合のないような考慮というものが前提として働いて参らなければこの交付税というものは交付金よりも遥かに劣つた制度ということに、その欠陥を露呈するということになると思うのです。
だから今のような御答弁でなくて、一体大臣に対して職業的の制限をしなかつたのに――大臣というよりも委員長でありますが、委員長に対して職業的の制限をしなかつたこと、同時に政党的の制限をしなかつたこと、このことは頭隠してしり隠さずというか、片方はばかに規制して公平中正、不偏不党ということを表わしたようですが、実際はきわめて片寄つた制度になると私は思う。
その合理的にならない点を、こう言つた制度的な力によりまして一層推進することによつて、飲用乳牛については販売との結び付きをもつと今よりも強くする。又原料乳地帯につきましても、販売乳が有利に安定して売れるような環境を作る。そういう意味におきまして、集約酪農地域ということを考えました。行政措置といたしましては、二十八年度から試験的に実施をいたしておるわけでございます。
大蔵大臣の専断によりまして、特に新たに翌年度にわたる契約の道を開いたという趣旨ではないのでありまして、従来から認められておつた制度をさらに円滑にしたい。こういう趣旨でありますから、御了承を願います。
で、これをまあ大ずかみで申しますと、終戦前に現実にあつた制度、又は当然国としてやるべきであつた制度というものを復活するという考え方をとつたわけでございます。それで支那事変中に、まあ戦争中において戦死をされた軍属ということを一つ考えて見た場合にどうだろうかと、これは極めて数は僅かであつたと思います。
もつと心やすく活動できるように、折角作つた制度ですから、心やすく利用できるように一般にもつと知らせて行くとか、こういう制度があるとか、そういうことがよくなされれば、あそこに持つて行くと非常に助かるということで、非常に発展して行くと思うのです。そういうことがない状態で、どうも暇だからこれを三十人を削る、事務官級の人を削るわけですから、実際の仕事の中心にある人を削るわけですね。
それでこのフアツシズムの問題を私ちよつと申上げましたが、これは表だつた制度としてこのフアツシズムというものが出て来るのじやなくて、現実に政治の動きを見てみると、表面は如何にも民主主義の国のように見えても、やはりフアツシズムの政治が行われるという場合がある。或る有力な外国にもすでにそういうことが起つておるのじやないか。
これは日本が伝統的な、封建的な、間違つた制度のもとに売春ということが黙認されておりますが、日本におきましてもこれは許さるべきものではないのでありして、かような意味において、売春が許容されていない国であるから、アメリカにそういうことは要請できないというお考えであるなら、これは私いささかお考えを改めていただきたいと思うのでございます。
つまり開示の制度は公正にして迅速な訴訟ということを目的とするために採用せられるに至つた制度であることに留意する必要があると考えるのでございます。我々の現存刑事訴訟法は当事者主義的色彩を強くする半面、それによる訴訟のスポーツ化を防ぐための一つの手段として第二百九十九条の制度を採用したものと考えられるのでございます。
それから利子補給の点でございますが、利子補給、損失補償という制度は、戦前においても日本で設けておつた制度で、利子補給はたしか昭和五年頃からやつております。で、昭和十四年にこれは法律といたしまして、利子補給並びに損失補償法というので、ずつと終戦のときまでやつて来て、法律としては終戦後も残つておりましたが、実際は終戦と同時にその制度は停止された。
だからこそ私どもはそれを改正するために努力しなくてはいかぬのであつて、言うことを聞くからそれに合つた制度にせよといろのでは、私はどうもあまり味気ないように思うのであります。従つて教養のことも大いにやるとおつしやるでありましようが、ちよつとやそつとのことでこれはできませんですよ。これだけは私はつきり申し上げておく。制度をかえて警察がよくなるなどとお考えになつたらとんでもないことです。